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【集中投資のリスク対策】従業員持株会のデメリットを理解し、資産形成に活かす戦略

kenta1118
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ご自身が働く会社に「従業員持株会」という制度はありますか?

毎月の積立金に対し、会社が5%の補助金を上乗せしてくれるなど、非常に魅力的な福利厚生制度ですが、投資の専門家からは「集中投資」になるため危険だと批判されることもあります。

この記事では、持株会が抱える集中投資のリスクを明確にしながら、そのデメリットを上回るメリットの活用法、そして老後資金に備えるための分散投資を組み合わせた総合的な資産形成戦略を解説します。

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1. 従業員持株会の最大のデメリットは「集中投資」

経済学者や投資の神様ウォーレン・バフェット氏など、投資のプロの意見をまとめると、持株会は「投資の大原則」に逆行するため、否定的な意見が多いのが事実です。

  • 投資の大原則: 「投資は分散投資が基本」
  • 持株会: 自身の会社の株に資産が集中する『集中投資』となるため、万が一会社が大暴落や倒産に陥った場合、給与と資産の両方を失うという大火傷を負う危険な手法と見なされます。

しかし、この集中投資のリスクを理解した上で、持株会を「優良な資産形成ツール」として活用する方法があります。

2. リスクを上回る!持株会が持つ強力なメリット

私が長年持株会を続けているのは、集中投資というデメリットを上回る、以下の強力なメリットがあるからです。

メリット① 奨励金という「確実なリターン」

月の積立金に対し、会社から5%の補助金(奨励金)が上乗せされることが最大のメリットです。これは、他の投資ではなかなか得られない、確実な初期リターンとなります。

メリット② 複利効果による「老後資金製造マシン」の構築

  • 配当金は再投資: 配当金がそのまま株式再購入に回るため、現金を手元に残さず自動的に複利効果を効かせられます。(※配当金が現金でもらえると勘違いし、激怒した同僚の失敗談からも、このシステムが長期投資向けであることが分かります。)
  • 実績: 筆者は定年後の「老後資金の製造マシン」構築を目標に積み立てており、現在は減配時でも年間12万円相当(月1万円)の配当があるレベルまで成長しています。

3. 持株会を利用する際の「失敗を避ける鉄則」

同僚の失敗談から、持株会特有のルールを理解することが重要です。

失敗例鉄則(ルール)
「リアルタイムで売り買いできる!」と勘違い鉄則: 持株会の『売り』『買い』はリアルタイムではできない。払い出しには数ヶ月かかるため、投機(ギャンブル)的な運用はしない
高値で申請したが株価が下落して大損鉄則: 持株会は「ドル・コスト平均法」による長期積立に徹する。

4. 【結論】デメリットを打ち消す「分散投資戦略」

持株会での集中投資は否定できません。だからこそ、老後の不安を解消するためには、他の分散投資と組み合わせることが必須です。

筆者も、持株会は継続しつつも、集中投資とならないように、以下の資産形成を並行して行っています。

  • 集中投資(主軸): 従業員持株会(福利厚生・補助金を活用)
  • 分散投資(副軸): iDeCo、積立NISA(全世界株、S&P500など、市場全体に分散)

退職金もあてにならない時代、自分で老後資金を構築することは急務です。「先手必勝!」で、持株会のメリットを最大限に活かしつつ、他で分散投資を行うのが最強の戦略です。

以上、参考になれば嬉しいです。

分散投資で、今日も一日お元気で…

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資産をマネーフォワードMEの家計簿アプリを使って管理しています。従業員持株会を利用して株式投資の基礎勉強中。 趣味はバイク、クルマと、アイドルオタク。 気長によろしくお願いします。
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