マネーフォワード MEに従業員持株会の持ち株分を設定する方法
マネーフォワードMEで設定している資産運用の設定方法を、紹介したいと思います。
使っていくうちに、どんどん資産が増えていくのが目に見えてわかる良いアプリなので、是非とも使っていただき、フル活用して資産を更に増やしていって下さい。
なお、設定方法は前提条件として、給与から天引きされているものとします。また、会社によっては奨励金制度があるかもしれません。奨励金部分は、そのまま給与として払われたという設定にします。
マネーフォワードで持株会を連携させる
前回作った架空の口座へ、会社から天引きされている額を再設定ます。
天引き口座の作り方は、こちらをご覧いただくか、リンクさせておきますので「あわせて読みたい」をクリックしてください。
天引きの増額設定
持株会の掛金分を増額して設定します。
その分、月の給与は増えますが、天引きされるので手元に残るものは在りません。(笑)
また、会社によっては掛金の数%を奨励金で支給していただける会社もあるでしょう。奨励金はそのまま、給与として支払われたことにして、天引き口座に入金されるように設定しておきます。
持株会という証券口座の設定
新規で持株会の証券口座を設定します。
これもまた、架空の証券会社です…(笑)
設定上、作っておかなければ資産管理が出来ないため、作っておきましょう。
- 金融機関の新規登録から、証券をクリックします。
- 未対応の証券をクリックします。
- 持株会の名称を金融機関に入れて、登録をクリックします。
- 手入力で資産を追加をクリックします。
- 資産の種類は、国内上場株式なら株式(現物)国内株を選択しておきます。
- 資産の名称は、株式の名称にプラスして「持株会」として区別しておきます。
- 現在の価値には、総支払額プラス奨励金としておきます。時価額にしてしまうと、変動に対応しないためです。
- 登録をクリックします。
以上で、初期設定が出来ました。
月々の引き落とし設定
月々の引き落とし設定は、以前と同じです。
こちらのマネーフォワード公式ホームページを参照して下さい。
振替を設定しておくことを忘れずに…
持株会証券口座のメリット、デメリット
架空の証券会社である持株会証券会社は、資産管理する上でマネーフォワード上に作った、架空の証券会社の口座です。それぞれ見ていきましょう。
メリット
- 半年ごとに送られてくる通知書を見なくても、御自身の積立金額が分かる。
- 給与が支払われるたびに、積立てられていくので心の中はウハウハ…(笑)
- 資産が増えていくのが目に見えるので、誠に優越感を感じることが出来る。
尚、配当金があった場合は、こちらをご参考ください。
デメリット
- 積み立てた金額がわかりますが、株式の持ち分は分からない。
- 決まった日にちに株式を購入しますが、正規の証券会社と違い、取得分の株式は通知書が届くまで分からない。
- 正規の証券会社の口座では、株価変動値がすぐにわかりますが、架空の証券会社口座ため、株式データ取得しても購入した株数がわからないので、きちんと反映されない。
- ボーナス時、振替操作をしなければ架空証券口座にお金が残ってしまう。
④の振替操作は、非常に面倒臭いデメリットです…(笑)
まとめ:従業員持株会も資産管理
前回の応用編で、持株会の資産管理の方法を記事にしてみました。
持株会も賛否両論ありますが、私は投資の勉強としては良いものだと思っています。
現実に自身の会社の動向が見えて、いつ、増額していくのか、減額していくのかを勉強できます。
大手の上場会社であれば、ずっと保有し続けて複利効果を働かせながら不労所得を狙うことが出来ますね。
この先、定年退職時まで積み立てれば、物凄い金額になるでしょう。(汗)
何と言っても、単位株以下を購入できて、破格の手数料で維持できるのが最高のメリットです。売買手数料もかからないですから、会社の福利厚生としては申し分ないと思っています。
しかし、最大のデメリットは、集中投資になることです。
そのリスクを回避するため、何らかの方法で分散投資をしてリスクに備えなければなりません。
私は、つみたてNISA、iDeCoと、個人向け国債を運用することで、リスクに備えています。
全ての資産をマネーフォワードMEで管理すれば、なにも難しい事はありません!
以上、参考になれば嬉しです。
それでは今日も一日、お元気で…