【2025年最新】マネーフォワード MEで従業員持株会を連携!自動更新で資産を正確に把握

従業員持株会を行なっている方に朗報です!
マネーフォワードME(MFME)で資産管理をしているものの、「手入力の手間」や「資産の二重計上」、「評価額のズレ」に悩んでいませんか?
かつては手動入力で対応していましたが、現在はAPI連携により株数や取得価額、評価額などがリアルタイムで自動更新されるようになりました!
この記事では、「マネーフォワード 持株会 連携」を成功させるための最新手順を徹底解説します。これさえ読めば、あなたの資産状況を正確に把握できるようになります。

1. 登録できる幹事証券会社と条件
従業員持株会を束ねている幹事証券会社のうち、以下の会社がAPI連携サービスに対応しています。(※2025年最新情報)
- 大和証券:大和証券(制度商品WEBサービス)
- 野村証券:野村持株WEBサービス
2. 連携に必要な事前準備
まずは、幹事証券会社側で以下の情報が発行・登録されているか確認しましょう。
【大和証券を幹事とする場合】
以下の情報が文書などで知らされるはずです。
- 会社コード:従業員持株会固有の番号
- ログインID:各個人に振り分けられた番号
- パスワード:仮パスワードからご自身で変更したパスワード
【野村証券を幹事とする場合】
「野村持株WEBサービス(従業員コードでログイン)」または「(メールアドレスでログイン)」で登録できるようです。
3. マネーフォワード MEでの連携登録手順
事前準備が完了したら、マネーフォワードMEに登録していきます。スマートフォンからの手順は以下の通りです。
- 口座追加画面へ: 口座をタップし、右上の「+」追加をタップします。
- 証券を選択: 連携項目一覧から「証券 >」をタップします。
- 対象証券を選択: 証券会社の一覧から「大和証券(制度商品WEBサービス)」をタップします。
- 連携開始: 金融機関登録のページが立ち上がるので、オレンジ色の「大和証券(制度商品WEBサービス)と連携する」をタップします。
- 情報入力とログイン: 大和証券の登録ページが立ち上がり、上記の会社コード、ログインID、パスワードを入力してログインします。
- 完了: 画面の指示に従って操作が完了すれば、マネーフォワードMEに持株会が反映されます。
【重要】連携後の必須作業:二重計上を防ぐ方法
待ちに待った従業員持株会の反映ですが、この処理をしておかないと資産が二重登録となってしまい、莫大な資産を持っていることになりかねません。必ず以下の処理を行いましょう。
※この操作は「PC」上で行います。 スマホでは設定変更ができません。
1. 架空証券口座の資産を『0』に(資産履歴の保持)
API連携前に手動入力で行っていた仮設の従業員持株会証券口座を見つけ、現在の資産額を「0円」にします。
2. 繰り返しルール(積立設定)の変更
「設定」の中から「家計簿の設定」を開き、「繰り返しルール」を変更します。
給料から天引き設定していた「従業員持株会積立の設定」を削除するか、または金額を0円に変更をします。これを削除することで、毎月の自動計上(天引き)がなくなり、API連携による自動更新のみが反映されるようになります。
天引き口座の設定については、こちらの記事も参考にしてください。

まとめ:API連携で実現する「正しいリスク管理」
従業員持株会をマネーフォワードMEに完全に反映させる最新の方法をお伝えしました。
リアルタイムで評価額が反映されるこのサービスは、非常に有意義なものです。なぜなら、持株会は個別株であり、投資としてはハイリスクだからです。
今回のAPI連携によって、あなたの全資産に占める持株会の比率を正確に把握できるようになります。
- リスク把握: 資産が持株会に偏りすぎていないかチェックしましょう。
- 個別株の勉強: リアルタイムで変動を見ることで、個別株の勉強法としても意識が高まります。
定年まで近く複利効果が半端ない40代、50代はもちろん、若い世代もぜひこのサービスを登録し、資産形成の現状把握と正しいリスク管理をしていきましょう。今後も、マネーフォワードのAPI連携サービスに期待しています。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も一日お元気で…
