丸山製作所BC260Tを使って1ヶ月後の評価。やはり、混合燃料は直前に混合するのが最適!
自治会の草刈り奉仕や、田んぼや畑周りの畦の草刈りに使用して分かった事は、排気量が増えた分、トルクを活かして楽に刈る事ができたことです。
また、1月前に混合した混合燃料があったので、先入先出しで使ってみましたが、エンジンの回転が良くない事がわかり、混合燃料は使用する直前に作った方が最適と分かりました。
排気量26ccは重いのか?
20ccから26ccと排気量が増えて、重くなったという評判を聞く事があります。
満タンにして1回あたり凡そ1時間使う事が出来る出力で運転しています。
2時間運転したときの重さ感は、20ccだった時とほとんど変わりません。
その原因を考察してみました。
重さを感じにくい原因の考察
- バランスが良くなっている
- エンジンがパワーアップした
- ハンドル形状がベストポジション
バランスが良くなっている
エンジン自体も、改良によって軽量化が一昔前よりも進んでいる事が大前提にあります。
また、エンジンの重さと支点となるベルト取付金具の位置が、絶妙にバランスが取れている事で、重さを感じない位置になっていると考えられます。
バランスが悪いとエンジンの重さを真面に受けてしまい、疲労感マックスで使いたくなくなるでしょう。
エンジンの重さを感じないちょうど良い位置に設定されていると考えられます。
エンジンがパワーアップした
エンジンのパワーアップで、刈り歯を振る速度が一定に保つ事ができ、ストレスが減った事で重さを感じにくくしていると考えられます。
いくら軽いといってもパワーが無い分、肩に力が入ることによってショルダーベルトが肩に食い込んだような錯覚となるため、重く感じられると考えられます。
ハンドル形状がベストポジション
万国スタンダードとも言えるU字ハンドルですが、左右非対称になっています。
左肩にショルダーベルトで負荷が架かっているのに、左肩を前に落とすように構える左右対称のハンドルとは違い、自然な姿勢で刈る事ができ、重さを感じにくくしているのでは無いかと考えられます。
また、体型に合わせてハンドルを前傾させたり、更に左右で前傾角度をズラす事ができるので、自然な姿勢が取りやすい事が考えられます。
結論:軽く感じられるように設計されている。
排気量が増えたにも関わらず、技術改良や設計を見直して、軽く感じられるようになりました。
あとは、人間自体の「26ccは重い」という思い込みを消し去る必要がありますね。
刈った草が飛石ガードに引っ掛かる
背丈の高くなった草や、湿り気の多い草が綺麗に刈歯ディスク上を滑らないため、飛石ガードで引っ掛かってしまう事が多数見受けられました。
そのため、ブレーキが掛かった様になりパワフルになったとはいえ、回転速度が落ちてしまい刈る事ができません。
刈り草の巻き込み対策
飛石ガードを標準取付設定位置の印より取付金具分、刈刄との距離を広げて取付けることにしました。
結果は良好で、刈った草はディスク面を滑る様に排出され、飛び石ガードで引っかかる事が減りました。なお、距離を広げすぎると飛び石ガードの意味をもたないので注意が必要です。
1月経った混合油
刈払機が納品されて1月が経ち、その時作った混合油を入れてみました。
エンジンは普通に始動したのですが、回転数が安定しません。
時折、ボコつく様に変な排気音がします。
500ccを使い切ってみましたが、違和感を感じがらの草刈りとなりました。
次の時間、サラピンの混合油を制作しての草刈りをします。
回転数も安定し、滑らかな回転。
排気音も心地い。バイクに乗っていると、2stエンジンの躍動感を感じてしまいますね(笑)
結論:混合油は使用する直前の方が最適
混合油は面倒くさくても、使用する直前に制作した方がいい事がわかりました。
エンジンの回転数も安定し、変な力を使わなくていい。
ガソリンに溶け込んだオイルが、状態の良い燃料で燃焼するので、環境への負荷も最小限にとどめられる事が期待出来ますね。
まとめ
26ccになった分、重くなったかといえば感じ取れない様に工夫がされています。
ベルトが肩に食い込む事がありませんでした。
エンジンもトルクがあり、力強さを感じます。パワーも申し分ありません。
混合油は、使用する直前で制作した方がエンジンが安定して草刈りができます。
不安定さが無いだけでも、ストレスを感じる事が減るでしょう。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も一日お元気で…