ワークマンのライディングメッシュパンツを購入。膝プロテクターの位置は少し微妙。でも夏用パンツとしては満足でした
結論から言うと、ワークマンのライディングメッシュパンツは、夏用のライディングパンツを手頃な価格で試したい人にはかなり現実的な1本でした。
その理由は3つあります。
まず、デニムより風が通るので、真夏のツーリングで少しラクになります。
次に、有名メーカーほど高額ではないので、初めての夏用ライディングパンツとして手を出しやすいです。
そして最後に、気になった膝プロテクターは後から見直せるので、自分に合う形へ調整しやすいと感じました。
もちろん、完璧ではありません。
実際に履いて走ると、膝プロテクターの位置には少し気になる部分がありました。
それでも、「高価なメーカー品はまだ迷う。でも、デニムのまま夏を走るのはつらい」と感じている人には、十分検討する価値があるパンツだと思います。
夏のツーリング用に、ワークマンのメッシュパンツを選びました
例年、夏のツーリングではデニムを履いて走っていました。
ただ、真夏のバイクはやはり暑いです。
エンジンからの熱気で、腿から下はずっと高温にさらされます。信号待ちや街乗りでは特にきつく、毎年「そろそろ夏用のパンツが欲しいな」と思っていました。
練習会でもメッシュのライディングパンツを履いている人をよく見かけます。
有名メーカーのパンツは見た目も機能も魅力的ですが、価格を見ると簡単には手が出ませんでした。
そこで行き着いたのが、ワークマンです。
今回購入したのは、ワークマンのCORDURA EUROライダースメッシュパンツ(F.レザーブラック)2023年モデルです。

※パンツの画像はワークマン公式出典のものを使用しています。
※購入前には、アイキョウバイクチャンネルさんの紹介動画も参考にしました。
購入の決め手は、型落ちモデルの在庫が見つかったことでした
購入前に参考にした動画では、2023年モデルの変更点にも触れられていました。
その中で気になったのが、「アジャスターベルトが細くなった」という話です。
その程度の違いなら、前年モデルでも十分ではないか。そう思って、型落ち在庫を探してみることにしました。
ワークマンは会員登録をして在庫確認や取り置きもできますが、今回は直接店舗へ行って確認しました。
近所とはいえ隣町なので少し面倒ではありましたが、結果として行って正解でした。
なんと、型落ち在庫が残っていたんです。
しかもサイズも合いました。

私の体型は身長174cm、ウエスト86cmで、選んだサイズはLLでした。
試着した感じはきつすぎず、ゆるすぎずでちょうどよく、オッサン体型の自分でも無理なく履ける印象でした。
真夏の時期だったこともあり、店頭にある色やサイズはかなり限られていて、実質選べたのはレザーブラックだけでした。
それでも、機能面に大きな差がないなら十分です。気持ちはすっかり「見つけたら即買い」でした。
ワークマンのライディングメッシュパンツを見て感じた特徴
実際に手に取ると、「作業着っぽいだけではなく、ちゃんとバイク用を意識している」と感じる作りでした。
全体的にメッシュが使われていて、見た目からして夏向けです。
さらに、擦れやすい部分には別素材が使われていて、単に涼しいだけではない工夫も見えました。
ここでは、実際に気になったポイントをまとめます。
広い範囲がメッシュで、夏向けの作り
パンツ全体のかなり広い範囲がメッシュ仕様になっています。
真夏にデニムで走ることを思えば、それだけでもかなり期待感がありました。
見た目にも「暑い時期のためのパンツ」とわかりやすく、用途がはっきりしています。
擦れやすい部分にはCORDURA生地を使用
股間前面や腰ベルト部分にはフェイクレザーが使われています。
さらに、臀部や膝まわりにはCORDURA生地が使われていました。
どこまで本格装備として見るかは人によりますが、少なくとも「ただの薄いメッシュパンツ」ではなく、バイクで使うことを意識した作りだと感じます。
足の長さを調整できるアジャスター付き
足の長さに合わせて調整できるアジャスターも付いています。
腰のベルトを引き上げる形で調整できるので、裾の位置を合わせやすいのは便利でした。
体型によっては、この機能があるだけで履きやすさがかなり変わると思います。
前ポケットもメッシュ仕様
前ポケットまでメッシュ生地になっていて、夏向けらしさが徹底されています。
通気性優先の作りとしては納得です。
後ろポケットの形は少し独特
後ろポケットは、少し珍しいマチ付きの構造でした。
よくある平たいポケットではなく、底の部分が深く折り重なったような作りです。
見た目の派手さはありませんが、こうした細かい仕様にもワークマンらしさを感じました。
脹脛の内側には滑り止め付き
脹脛の内股側には、小さな樹脂の滑り止めが点々と付いています。
劇的な違いまではわかりませんでしたが、乗車姿勢を考えて工夫されているのは伝わってきました。
腿前面には風を取り込めるベンチレーションあり
腿の前面には走行風を取り込むための開口部があります。
内部で開き具合を調整できるようになっていて、暑い日にうれしい装備です。
走行中の風を少しでも取り入れたい夏場には、こういう作りがありがたいです。
実際に履いて走った感想。デニムよりは確実にラクでした
実際に履いて走ってみると、感想としてはいちばん近いのは「劇的に涼しいわけではないけれど、デニムよりはかなりマシ」でした。
真夏のバイクなので、エンジンの熱気そのものが消えるわけではありません。
内腿から膝下まで熱いものは熱いです。
ただ、デニムと比べると風の抜け方が違います。
蒸れにくさがあり、張りつく感じも少し軽くなりました。
この差は地味ですが、夏のツーリングでは意外と大きいです。
「少しラク」という積み重ねが、走る気持ちの余裕につながるからです。
高価なライディングパンツのような満足感とはまた別ですが、価格を考えると十分納得できる使い心地でした。
個人的には、夏用パンツの最初の一歩としてかなりアリだと思っています。
いちばん気になったのは、膝プロテクターの位置でした
このパンツでいちばん気になったのは、やはり膝プロテクターです。
標準で入っているパッドは薄めで、安心感はそこまで高くありません。
簡易的なものとして考えれば付いているだけでもありがたいですが、ライディング用としてしっかり期待すると物足りなさはあります。
しかも実際に履いてみると、位置が少し微妙でした。
「完全にダメ」とまでは言いませんが、膝に対してしっくりくる感じではなく、少し不安が残ります。
街乗りやツーリングならそのままでも使えなくはないと思います。
ただ、練習会のような場では、もっと安心できるものにしたくなる人が多いはずです。
私もそのひとりでした。
ちなみに、膝プロテクター用のポケットはかなり大きめで、縦29cm・横20cmほどあります。
そのため、脛の上部まである程度カバーできるタイプも入りそうでした。
膝プロテクターを入れ替えたら、安心感はかなり変わりました
気になった膝まわりは、後からプロテクターを入れ替えることにしました。
通気性のあるソフトタイプで、できるだけ違和感が少ないものを選びたかったので、実店舗で現物を見ながら決めました。
いろいろな種類がありましたが、高価すぎるものは現実的ではなく、最終的には「無理なく買える範囲で、納得できるもの」を選びました。
パンツの膝外側にはファスナーがあり、そこから純正パッドを取り出して差し替えできます。
作業自体はそこまで難しくありません。
入れ替えた直後は、内部のポケットが広いせいか、少し落ち着かない感じもありました。
ただ、履いた状態で裾上げベルトを調整すると、思ったより位置がまとまりました。
屈伸すると多少ズレることはあります。
それでも、私の使い方なら十分許容範囲です。
常に激しく動くわけでもなく、膝を擦るような走り方をするわけでもありません。
あくまで「いざという時のお守り」と考えるなら、純正のままよりずっと納得感がありました。
高価な装備でなくても、自分なりに安全を考えたいと思っています
昔は、バイク乗りといえば作業服のツナギで走っている人もいました。
私のまわりでも、近所のアニキたちが作業服のツナギで走りに行っていた記憶があります。
当時はそれが普通に見えていて、「バイクに乗るならそういうものなんだ」と思っていました。
後になって知ったのは、革ツナギが欲しくても高くて買えなかったから、作業服を着ていたということでした。
その話を知ってから、高価な装備を持っているかどうかと、安全を考えているかどうかは別だと思うようになりました。
もちろん、有名メーカーのしっかりした装備には憧れがあります。
でも、予算に限りがある中で何もしないのではなく、今の自分にできる範囲で少しでも安全寄りにすることには意味があるはずです。
今回のワークマンのメッシュパンツは、まさにそういう選択でした。
無理なく手が届いて、しかも自分なりに手を加えながら使える。そのバランスが自分には合っていました。
まとめ|ワークマンのライディングメッシュパンツは、夏用の1本目として十分満足でした
ワークマンのライディングメッシュパンツは、夏にデニムより少しでも快適に走りたい人にとって、かなり現実的な選択肢だと感じました。
デニムより風が通るので、真夏の暑さは少しラクになります。
価格も比較的手が届きやすく、「まずはライディングパンツを試してみたい」という人には特に向いています。
一方で、膝プロテクターはそのままだと物足りなさがあり、位置にも少し気になる部分がありました。
この点は購入前に理解しておいたほうが安心です。
ただ、それを踏まえても全体の満足感は高かったです。
必要に応じてプロテクターを見直せば、自分に合った使い方にかなり近づけられます。
私自身、実際に履いて走ってみて、「やっと夏用のライディングパンツが買えた」と素直に思えました。
高価な装備を無理してそろえるのではなく、まずは続けやすい装備を選ぶ。その意味でも、このパンツは十分アリでした。
関連記事として、練習会で実際に使ったときの記事や、夏用ライディングジャケットの記事もあわせて読むと、装備全体のイメージがつかみやすいと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も一日、お元気で…

