【簿記3級が解説】マネーフォワード クラウド確定申告への切替えを決めた3つの理由
先週確定申告を終え、長年使用してきた旧来の「紙での提出が必要なソフト」から、クラウド型の確定申告アプリへの切替えを検討していました。
結論として、Money Forward MEとシームレスに連携できる「マネーフォワード クラウド確定申告」に決定しました。
私は日商簿記検定3級の資格を持ち、損益計算や個人事業主の仕訳が可能です。会計の基礎知識を持つ私が、なぜ他の類似サービスではなく、マネーフォワードを選んだのか、その具体的な理由とメリットを解説します。
1. 簿記知識を持つ私が「マネーフォワード」を選んだ3つの理由
従来の紙ベースのソフトから、マネーフォワード クラウド確定申告(MFクラウド)に切り替えることを決めた最大の理由は、「電子化への対応」と「自動化の深度」にあります。
理由①:家計簿アプリ「Money Forward ME (MFME)」との完全連携(最重要)
私が日常的に使用している家計簿アプリ、Money Forward ME (MFME)との連携が、切り替えの最大の決め手です。
- 自動連携の仕組み: MFクラウド確定申告は、MFMEに登録されている必要な事業用口座のみを選択してデータを取り込んでくれます。
- プライベート口座の除外: 家計簿側のデータはそのまま残しつつ、プライベートな口座は確定申告アプリ側に取り込まないように設定できるため、事業とプライベートの区別が容易になります。
理由②:仕訳の自動化と効率化
簿記知識がある私でも、仕訳の手入力は手間がかかります。クラウド確定申告は以下の点で効率的です。
- 学習機能: 過去の仕訳履歴を学習し、未分類の取引に対しても適切な勘定科目を提案してくれるため、仕訳作業が極めてスムーズになります。
- 電子帳簿保存への対応: レシートを撮影するだけで電子帳簿として十分な簡易的な記帳機能があり、データ保存義務化への対応も自動的に進められます。
理由③:法令改正への即時対応とオンライン提出
紙ベースのソフトと異なり、クラウド型は税制改正や行政改革に即座に対応します。
- 印鑑の廃止: 確定申告書への押印が廃止されるなど、行政の電子化が進む今、旧態依然としたソフトから、電子化とオンライン提出が基本のクラウド型へ移行することは必然でした。
2. MFMEとクラウド確定申告の連携活用法
MFMEとMFクラウド確定申告を併用することで、以下のような簿記初心者でも困らない活用が可能です。
- 現金での支払い: 自動販売機など、現金で支払いをした場合は、MFMEにメモのように記録しておきます。後日、確定申告アプリ側で「事業経費」として仕訳を修正すれば、違算を防げます。
- プライベート利用の仕訳: プライベートな口座の取引が誤って取り込まれても、MFクラウド側で「事業主貸」などの勘定科目に問題なく仕分けてくれる柔軟性があります。
3. 【簿記3級視点】なぜクラウド型が初心者にも最適か
簿記の知識がないと、家計簿ソフトでの簡易的な記帳はできても、正式な帳簿を作成する段階でつまずきがちです。
クラウド型確定申告アプリは、金融機関との連携機能が非常に優秀です。この自動連携機能は、仕訳の知識がない方でも正確な帳簿を作成できるようサポートしてくれるため、個人事業主やフリーランスの方にとって、まさに「必須のツール」と言えます。
まとめ:時間を取られないための選択
紙ベースの旧態から、電子化が必須になった時代において、クラウド型アプリへの切り替えは「余計な時間を取られないための選択」です。
私は簿記資格の経験から、その仕訳の正確性とスピードを評価し、Money Forward MEとの連携という最大のメリットから、マネーフォワード クラウド確定申告への変更を決意しました。家計簿アプリとしてもMFMEはオススメですので、ぜひこの機会にご利用を検討ください。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も一日、健康第一で…

