【要注意】山陰線ICOCAでワンマン列車に乗るコツ!2両目のドアは開かない?実体験から学ぶ注意点
都会では当たり前の「ICOCA(交通系ICカード)」ですが、JR西日本・米子支社管内の山陰エリアでは、独特のルールと利用制限があるのをご存知でしょうか?
「いつもの感覚でタッチして乗ったら、降りる時にエラーが出てパニックになった」「ドアが開かなくて乗り遅れそうになった」という失敗は、実はよくある話です。
今回は、山陰エリアでスマートに列車を乗りこなすために、ワンマン列車の正しい乗り方とICOCA利用時の注意点を、筆者の実体験を交えて詳しく解説します。
1. ワンマン列車の乗り方:基本は「路線バス」と同じ!
山陰エリアを走る多くの列車は、運転士一人で運行する「ワンマン列車」です。乗り降りには独自のルールがあります。
乗り込む時の注意点
- ドアは半自動: ボタンを押さないと開きません。
- 整理券は必須: ICOCA利用者も、必ず整理券を取りましょう。乗車駅を証明できないと、精算時にトラブルになる可能性があります。
- 2両編成の罠: 乗り込むのは「先頭車両の後ろ側のドア」が基本です。
降りる時の鉄則【重要】
主要駅以外では、「2両目のドアは一切開きません」。
降りたい駅で2両目のドアの前で待機し、開かなくて焦ってドアを叩いている乗客を見かけました。多客時は運転士さんも気づかず発車してしまうリスクがあります。早めに先頭車両の「一番前のドア」へ移動しておきましょう。
2. 山陰エリアのICOCA利用:駅の「簡易改札機」を使いこなす
米子支社管内の列車内には、ICリーダーが付いていません。その代わり、駅のホームや入り口に設置された「簡易型自動改札機」を使用します。
- 入場用と出場用の2本立て: 「入場」と「出場」の端末が並んでいるので、間違えないようにタッチしましょう。
- 無人駅での精算: 無人駅で降りる際は、カードを運転士さんに提示した上で、駅にある「出場用端末」に必ずタッチして出てください。
3. 要注意!「主要駅でしか使えない」山陰エリアの特殊ルール
2025年3月のダイヤ改正でエリアは拡大されましたが、都会のように「区間内のどの駅でも自由に乗り降りできる」わけではありません。「主要駅同士の乗り通しはできるが、途中駅では使えない」という非常に特殊な運用になっています。

ICOCAが使えるのは「端末がある駅」だけ
山陰エリア(米子支社管内)および伯備線では、ICカード端末が設置されている駅が限られています。
- 鳥取〜米子〜出雲市間を移動する場合:
- 鳥取・倉吉・伯耆大山・米子・安来・松江・玉造温泉・宍道・出雲市といった、主要な駅での乗降ならICOCAが使えます。
- 伯備線(岡山方面)へ移動する場合:
- 伯耆大山から新見方面へ向かう際も同様です。端末のある主要駅同士なら乗り通せますが、端末のない途中駅で降りることはできません。
結論:目的地が「無人駅」なら迷わず切符を買うこと!
「鳥取から乗って、途中の小さな駅でふらっと降りる」という使い方はICOCAでは不可能です。もし端末のない駅で降りる予定があるなら、入場時にICOCAを使ってはいけません。最初から目的地までの「現金切符」を購入するのが、最もトラブルを防ぐ賢い選択です。
4. 万が一「ICOCA非対応の駅」で降りることになったら?
もしICOCAで入場した後に、非対応の駅で降りる必要が出た場合は、「全額現金での精算」になります。
- 車内で精算: 運転士さんや車掌さんに申し出て、乗車駅から降車駅までの運賃を「現金」で支払います。
- 証明書をもらう: 精算時に「処理連絡票」などの証明書をもらいます。
- 後日、有人駅で処理: その証明書を持って、後日JRの有人改札(米子駅や松江駅など)へ行き、ICOCAの「入場記録」を消去してもらう必要があります。
これを忘れると、次回ICOCAを使おうとした時に改札でロックがかかり、再発行や解除の手間が発生してしまいます。
まとめ:スマートに山陰の旅を楽しむために
山陰の鉄道旅を快適に楽しむポイントは、以下の3点です。
- 「2両目のドアは開かない」と念頭に置き、早めに先頭へ移動する。
- ICOCAエリアを事前に確認し、迷ったら切符を買う。
- 簡易改札機への「タッチ忘れ」は絶対に避ける。
スマホアプリやスマートウォッチでの利用も増えていますが、基本のルールは同じです。地域ごとのルールを理解して、スマートに山陰線を使いこなしましょう!
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も1日、お元気で…

