こんにちは。
kenta1118です。
確定申告は、簡単にできると前回記事にしました。取り分け、どのように書いていくのかを記事にしておきます。
個人事業主、フリーランスの方になると、専門的な知識が必要となりますので、専門家の方にお尋ねされることをお薦め致します。
無料での相談は税務署、有料での相談は税理士事務所にどうぞ。
なお、確定申告の用紙は、今現在(2022年2月)2種類存在します。
確定申告書Aと、確定申告書Bとありますが、Aにつきましては令和5年1月で廃止になり、Bに一本化されます。そのため、Aにつきましては、今年が最後の運用となりますが、先を見据えてBを使って説明していこうと思います。
ふるさと納税や、医療費控除を受ける方は、非常に有益な情報ですので、ご一読ください。
確定申告の用紙を用意する
用紙は、国税庁のホームページからもダウンロードできます。今回は、税務署に足を運んで、取得してきました。
記入する欄は、このような所です。
※PDFページの6枚目を参照してください。冊子は、5ページになっています。
記入していく箇所
手順1
第一表の上段の住所と名前と電話番号と、マイナンバーが必要です。

常連さんになると、整理番号をいただけるのですが、こちらは初めての方は有りません。
手順2
緑色の縦の帯に「収入金額等」と書かれていますね。
給与所得者ならば、「給与」の行㋕右詰めで記入していきます。冊子の例では1,920,500です。源泉徴収票は、左の部分ですね。「支払金額」と書いてあると思います。それを転記します。
水色の帯に「所得金額等」と書かれているに行きます。
ここには、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」を「給与」の行⑥に転記します。
雑所得、一時所得がなければ、そのままの数字を⑫に記載します。

これであなたの税金計算の基礎となる数字が出ました。
税金は、所得に対してかかります。←ここ重要です!!
当然、所得が無ければかかりません。(笑)
手順3
赤色の縦帯に「所得から差し引かれる金額」の部分です。
ここの手順が、ひたすら面倒臭いですが、一番税金を安くするために必要な所です。
ここの金額が多ければ多いほど、税金が安くなるということです!!
先程の手順2の「ここ重要!!」の意味がわかると思います。しかしながら、リーマンである以上、差し引くことの出来るものは限られていますので、夫婦二人で子供無しとします。
年末調整である程度、完成されていますから、ほぼ転記するだけです。
⑭の小規模企業共済等掛金控除」で、iDeCoをされている場合は、源泉徴収票の上段に書かれている金額を転記しますが、下段に記載されているのは、iDeCoを含めた社会保障料になるので、iDeCo分を差し引いて⑬に記載しなければなりません。
年末調整で出し忘れた保険料控除のハガキは、ここで付け加えてやりましょう。
なお、㉔の基礎控除ですが、2400万円以上の高額所得者ではない限り、480,000と記載で構いません。配偶者基礎控除も、パートに出ていないなどであれば、380,000で間違いないです。詳しくは手引を参照くださいね。それでもわからないときは、専門家のところに相談をオススメします。
㉔まで記入できたら、小計として⑬から㉔を足して、その数字を㉕に記載しておきます。計算をミスると、余計に税金を払う事になります。デタラメに記載すると、追徴課税にもなりますから、超重要です!!

そして、リーマンで出来る控除の一つで、医療費控除です。
各病院ごと、治療した科、ドラッグストアーなどで購入した「医薬品」が該当します。「医薬部外品」は控除対象になりませんから、除いて下さい。エナジードリンクでも、「医薬品」が有りますので、注意してみて下さい。控除対象になりますから、レシートは必ず取っておきましょう!
ひたすらこれも、電卓を叩き割る勢いで計算して記入です。あわせて、「医療費控除の明細書」を作成しなければなりません。ただ、計算したものを記入していくだけなので、病院ごと等の区分で一括計算して作成します。
計算で出来た金額を㉗に記載します。
お待ちかねの「ふるさと納税」は、㉘の寄付金控除に記載します。
大勢の方は、寄付金合計から2,000を差し引いた額を記載すればいいです。
例えば、〇〇県と、△△県に4万円と1万円を寄付したとします。合計5万円から2千円を差し引いた4万8千円を記載すればいいということです。
このセクションの締め括りで、㉕から㉘までを足します。その合計金額を㉙に記載します。
これで、控除額の計算ができました。
まとめ:計算間違い注意!
一番面倒くさくて、計算間違いしやすい箇所でした。
しかし、ここが税金の基礎となりますから、重要な箇所でもあります。
節税するポイントでもありますから、シッカリ節税しましょう!
今日のところはここまでにします。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も一日、お元気で…
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