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【音質劇的向上】アルパインDAのタイムコレクション設定方法!音のズレを完璧に調整

kenta1118
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アルパインのディスプレイオーディオ(DA)に搭載されている「タイムコレクション(Time Correction)」機能は、車内の音響環境を劇的に改善する最も重要な機能です。この機能は、各スピーカーから耳までの距離のズレ(Time Lag)を調整することで、バラバラに聞こえていた音を一つにまとめ、まるでリスニングルームにいるかのような臨場感を生み出します。

この記事では、アルパインDAの性能を最大限に引き出すために、タイムコレクションの「測定から設定、そして微調整までの手順」を、素人でも失敗しないように具体的に解説します。


1. タイムコレクション(タイムアライメント)の原理を理解する

Beat-Sonicさんの画像
スピーカーと、リスニングポイントの関係を表す画像
(出典)Beat-Sonic

タイムコレクション(他社ではタイムアライメントと呼ばれる)は、スピーカーの位置が固定されている車内で、音の到達時間差を機械的に調整する機能です。

  • 原理: 音の伝わる速度は遅いため、耳に近いスピーカーからの音は早く届き、遠いスピーカーからの音は遅れて届き、音が二重に聞こえる現象(二重像)が発生します。
  • 調整: 一番遠いスピーカーの到達時間を基準とし、近いスピーカーからの音を意図的に遅らせることで、すべての音が耳に同時に届くように補正します。

2. タイムコレクション設定のゴールデンルート

音のバラつきを解消し、音像(音が発せられていると感じる位置)を確立するための、確実な設定手順です。

ステップ①:オーディオ設定のリセット(下準備)

まず、初期設定を正確に行うために、以下の機能をニュートラルポジションに戻します。

  • Balance / Fader: すべての設定を「0」(中央)に戻します。
  • イコライザー(EQ): 機能があればOFFにしておきます。
  • その他の音響効果(MX、Bass Engine SQなど): すべてOFFにします。

ステップ②:耳からスピーカーまでの距離を測定する(難易度★)

運転席に座り、リスニングポジション(自身の耳)を基準として、各スピーカーのセンターまでの距離を正確に測ります。

  • 基準の決定: 測定した中で最も遠い距離にあるスピーカーを基準(0mm)とします。
  • 測定のコツ: 運転席から測定が難しいリアスピーカーは、リアシートの背もたれから耳までの距離を別途測るなどして、一人で測定できる工夫をしましょう。
スピーカー測定例(筆者車両の場合)
左リア(一番遠い基準)1,700mm(基準:0mm)
右フロント1,100mm
左フロント1,400mm
右リア1,400mm

ステップ③:DAに遅延数値を入力する

測定した距離を、「基準スピーカーとの距離の差」として計算し、DAに入力します。

  • 計算: 基準1,700mm – 左フロント1,400mm = 300mm(入力値)
  • 入力: 算出した数値をDAのタイムコレクション画面に入力します。(例:左フロントに30cmを入力)
    • ※DAF9Zなどのアルパイン機はマイナス入力がないため、遠いスピーカーが自動的に基準(0mm)となります。

3. テストと音像の微調整(劇的な変化を体感)

劇的な変化を体感する

調整後、NMB48の「ドリアン少年」など、バラードではない音源のテスト出力を試してください。

バラバラに聞こえていたはずの各スピーカーからの音が、まるで一つの中央の点から発せられているように聞こえるはずです。素人でも明確に分かるほど、音像が定まります。

音像の微調整(Fader/Balance)

タイムコレクションで音像が定まったら、音像を好みの位置に微調整します。

  • 音像を上げる: モニター画面やフロントガラス前に音像を持っていきたい場合は、Fader(フェーダー)をわずかにFront側にずらします。
  • 音像をズラす: 運転中の安全運転を考慮して、音像を運転席側に寄せたい場合は、Balance(バランス)を運転席側へずらします。
注意点

どちらもやり過ぎると音がバラけて、せっかく定まった音像が消滅するので、最小限の調整に留めてください。

設定完了後、必ず「プリセット」機能でメモリに保存してください。

4. イコライザー調整とその他の機能活用

音像が定まった後で、イコライザーを調整することで音を豊かにできます。

  • メーカー推奨設定の活用: アルパインのホームページには、車種ごとのプロ設定データが提供されていますが、古い車種はリストに含まれていない場合があります。
  • 代替案: リストにない場合でも、「SUBARU WRX」など、似たような車体構造の車種のプロ設定を試してみることで、意外と自分好みの音場が見つかる可能性があります。
  • MX機能: 機械的に抑えられていた音を大解放しパワフルにする機能で、好みの世界ですが、手軽に音の迫力を上げたい場合はぜひ試してみてください。

まとめ:DAの機能をフル活用し、退屈しない車内空間へ

タイムコレクションは、「音が遅い」という物理法則を逆手に取り、車内を臨場感あふれるリスニング環境に変える高機能です。この調整を行うことで、二重に聞こえていた歌手の声の謎が解け、近年の新車に搭載される機器と見劣りしない快適な車内空間を作り出すことができます。

以上、参考になれば嬉しいです。

それでは今日も一日、お元気で…

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資産をマネーフォワードMEの家計簿アプリを使って管理しています。従業員持株会を利用して株式投資の基礎勉強中。 趣味はバイク、クルマと、アイドルオタク。 気長によろしくお願いします。
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