従業員持株会は続けるべき?減らすべき?迷ったときの判断基準を整理します

kenta1118
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

結論から言うと、従業員持株会は全員がやめるべき制度ではありません。
ただし、家計や資産の中で自社株の比率が上がりすぎているなら、減らす判断をした方が安心です。

持株会は、
「会社が成長するならその恩恵を受けられる」
という魅力がある一方で、
「給料も資産も同じ会社に寄せすぎる」
という弱点もあります。

だから大事なのは、
続けるか、やめるかを感情で決めることではなく、
自分の状況に合わせて判断すること
です。

この記事では、
持株会を続ける人と、減らした方がよい人の違いを整理します。

【PR】

従業員持株会を続けてもよい人の特徴

まず、持株会を続けてもよい人には共通点があります。

それは、自社株への偏りを把握したうえで、無理のない範囲で続けていることです。

たとえば、こんな人です。

  • 家計に余裕があり、積立額が生活を圧迫していない
  • 資産全体の中で、自社株の比率が高すぎない
  • NISAや現金、投資信託など他の資産も持てている
  • 奨励金など持株会ならではのメリットを理解している
  • いざとなれば減らしたり売却したりするつもりがある

要するに、
持株会を“資産の一部”として扱えている人
なら、無理にやめなくてもよいと思います。

問題なのは、持株会しかやっていない状態です。

それだと、積立をしている安心感はあっても、
実際にはかなり偏った資産形成になりやすいです。

減らした方がよい人の特徴

一方で、減らすことを前向きに考えた方がよい人もいます。

たとえば、次のようなケースです。

  • 金融資産の大半が自社株になっている
  • 給料も賞与も会社業績の影響を強く受ける
  • 持株会の残高が大きくなりすぎて不安を感じている
  • 退職や定年が近づいてきた
  • 老後資金として、もっと安定した形に組み替えたい
  • 「何となく」続けているだけで、自分の方針がない

この状態なら、続けること自体が目的になっているかもしれません。

特に、定年が近い人や、
すでにかなりの金額が積み上がっている人は、
「今後も増やすか」より
「どう減らしていくか」
を考える段階に入っていることがあります。

ここを見直せるかどうかで、
老後資金の安心感は大きく変わります。

判断に迷ったら、3つだけ確認したいこと

持株会を続けるか減らすか迷ったら、
私は次の3つを見るのが分かりやすいと思います。

1. 自社株は資産全体の何割か

まず見たいのは、全資産の中で自社株がどのくらいの割合かです。

持株会は毎月積み立てるので、気づかないうちにかなり大きくなっていることがあります。

自社株の比率が高くなるほど、
会社に何かあったときの影響は大きくなります。

2. 会社以外の資産を持てているか

現金、NISA、投資信託、他の株式など、
会社以外の資産を持てているかも大事です。

持株会だけに偏っていると、
「働く場所」と「資産の置き場」が同じになってしまいます。

これは、精神的にも家計的にも負担が大きくなりやすいです。

3. 売却や減額のイメージを持てているか

続けるにしても減らすにしても、
出口を想像できているか
は重要です。

「いつか考える」ではなく、
「ある程度増えたら見直す」
「定年の数年前から減らす」
という形で考えられるなら、かなり違います。

持株会を続けるなら、“続け方”を見直すのが大事

持株会は、やるかやめるかの二択ではありません。

私はここが大事だと思っています。

たとえば、

  • 積立額を下げる
  • ボーナス時の積立を見直す
  • 自社株の比率が上がりすぎたら新規積立を止める
  • NISAや現金の比率を増やしてバランスを取る

このように、
続け方を調整する
だけでも、かなり安心感が変わります。

持株会は続けていても、
家計全体でバランスが取れていれば問題は小さくなります。

逆に、積立だけが自動で増え続けて、
全体の配分を見ていない状態が危ないです。

退職や定年が近い人は、「続ける」より「出口」を優先したい

退職や定年が近い人は、
持株会を続けるかどうか以上に、
どう出口を作るか
の方が大事になります。

なぜなら、これから先は
資産を増やす時期というより、
使いやすい形に整える時期に入るからです。

自社株をそのまま持ち続けるのか。
少しずつ売って現金化するのか。
配当を生む資産へ組み替えるのか。

この判断を早めに始めるだけで、
老後の安心感はかなり違ってきます。

持株会を長年やってきた人ほど、
「今さら遅い」と思いがちですが、
私はむしろ逆だと思います。

長く積み上げたからこそ、
出口戦略の意味が大きいです。

具体的な出口戦略については、こちらで体験ベースでまとめています。

実際にどう出口を作るかは、こちらの記事で詳しくまとめています。
従業員持株会は大損なのか?長年続けた人が後悔しないための出口戦略
従業員持株会は大損なのか?長年続けた人が後悔しないための出口戦略

従業員持株会は、続けるかやめるかより、考えて持つことが大事

結局のところ、従業員持株会は
「続けるのが正解」
「やめるのが正解」
と一律には言えません。

正解を分けるのは、
その人の家計、年齢、資産全体のバランス、そして出口を考えているかどうかです。

持株会は、うまく使えば資産形成の一部になります。
でも、何も考えずに続けると、偏りが大きくなりやすい制度でもあります。

だからこそ、
大切なのは制度に乗ることではなく、
自分に合う形で使うことです。

続けるなら、続け方を見直す。
減らすなら、焦らず出口を作る。

この視点を持てるだけで、
持株会との付き合い方はかなり変わると思います。

PVアクセスランキング にほんブログ村
【PR】

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
kenta1118
kenta1118
資産はマネーフォワード MEで管理し、家計の見える化を実践中。従業員持株会を活用しながら、株式投資の基礎を学んでいます。 趣味はバイク・クルマ、そしてアイドルの推し活。実体験をもとに、役立つ情報を発信しています。 気長にお付き合いいただけると嬉しいです。
【PR】
Recommend
こんな記事も読まれています
記事URLをコピーしました