草刈機の握るスロットルはなぜ増えたのか

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近所の方が喜んで、「共立の草刈機買ったよ!」と、見せてくれました。

中古で手に入れた草刈機のようで、本人はとても満足そうでした。

ただ、草刈機はブランド名だけで判断しない方がよい道具です。

中古草刈機は価格面では魅力があります。

一方で、型式・銘板・部品供給・安全装置・スロットル方式まで確認しておかないと、あとから困ることがあります。

特に昔の固定スロットルに慣れている人ほど、現行品に多い「握るスロットル」に戸惑うことがあります。

ブランド名だけで安心してよいのか

有名なメーカー名やブランド名が付いていると、安心感があります。

それ自体は自然なことです。

ただ、中古草刈機の場合は、販売ブランドだけで判断するのは少し注意が必要です。

草刈機や農機具では、型式や販売ルートによって、販売ブランドと製造元が異なる場合があります。

いわゆるOEMや販売ブランド違いです。

OEMだから悪いという話ではありません。

大切なのは、ブランド名だけで安心せず、型式・銘板・部品供給を確認することです。

エンジンはかかっても、スロットルワイヤー、燃料タンク、ギアケースまわりの部品が手に入らないと、修理で困ることがあります。

中古で買うなら、まず本体の銘板を見て、正確な型式を控えておくと安心です。

昔の固定スロットルは楽だが、危険も残る

昔の草刈機には、レバーで回転数を調整し、その位置で固定できるタイプがありました。

一定回転で作業できるため、慣れている人には楽に感じます。

ただし、固定できる便利さには注意点もあります。

転倒したり、刃が石や障害物に当たって跳ねたりしたときでも、エンジン回転が高いまま残る可能性があるからです。

草刈機は刃物を高速回転させる機械です。

手を離しても高回転が続きやすい構造は、万が一のときに危険が大きくなります。

現行品の握るスロットルは安全側の仕組み

現行品で多いのが、握るタイプのトリガー式スロットルです。

これは「使いにくくするため」の仕組みではありません。

安全側に考えられた操作方式です。

農研機構の刈払機安全装備の説明では、トリガー式スロットルは、握っている間は刈刃が回転し、手を放すとエンジン回転数がアイドリングまで下がり、クラッチが切れると説明されています。

つまり、手を離したときに高回転が残りにくい仕組みです。

また、農林水産省の農作業安全資料でも、トリガー式スロットルは、手を離せばエンジンから刈刃への動力が遮断される安全装備として紹介されています。

昔の固定スロットルより、現行の握るスロットルの方が安全側に進化していると考えてよいと思います。

昔の草刈機に慣れた人ほど戸惑うことがある

昔の固定スロットルに慣れている人ほど、握るタイプに戸惑うことがあります。

「握り続けるのが疲れる」
「昔のように固定できた方が楽」
「なぜこの形になったのか分かりにくい」

そう感じることは自然です。

これは高齢者が悪いという話ではありません。

昔の機械に慣れていると、安全装置の意味が伝わりにくいことがある、ということです。

使いにくいから悪いのではなく、なぜそういう仕組みになっているのかを知ることが大切です。

刈払機取扱作業者安全衛生教育で学び直す予定

私自身も、今後の自己投資として「刈払機取扱作業者安全衛生教育」を受けるつもりです。

草刈機は身近な道具ですが、刃物を高速回転させる機械です。

自己流で長く使っていると、慣れで見落としていることもあると思います。

スロットル方式、安全装置、キックバック、振動障害、点検整備などは、一度きちんと学び直した方がよいと感じています。

安全衛生情報センターの資料でも、刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育について示されています。

講習を受けた後は、学んだ内容をもとに、後日ブログ記事にしていきます。お待ちください。

【PR】刈払機取扱作業者安全衛生教育を通信講座で確認したい方へ

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中古草刈機で確認したいポイント

中古草刈機は安く買えるのが魅力です。

ただし、古い機種ほど確認すべき点も増えます。

購入前には、最低でも次の項目を見ておきたいです。

確認項目見るポイント
型式銘板で正確な型式を確認する
製造元・販売元販売ブランドだけで判断しない
部品供給修理部品がまだ入るか確認する
エンジン始動性冷えた状態で始動するか見る
スロットル方式固定式かトリガー式か確認する
安全装置外されていないか確認する
刃の状態欠け、曲がり、摩耗を見る
肩掛けバンド付属しているか、体に合うか見る
振動回転を上げたときの異常振動を見る
燃料タンク割れ、にじみ、燃料漏れを確認する
混合燃料の比率25:1か50:1か確認する
取扱説明書の有無入手できるか確認する

混合燃料の比率は、古い機種ほど注意が必要です。

50:1と25:1の違いについては、こちらで詳しく整理しています。

〖2スト混合油の真実〗50:1と25:1の違いを比較|どっちを使うべき?実体験で解説

私なら現行品を選びたい

中古がダメというわけではありません。

整備に慣れている人なら、中古草刈機も十分選択肢になります。

ただ、私は部品供給や安全装置の面から、できるだけ現行品を選びたいです。

現行品なら、取扱説明書を確認しやすく、部品も探しやすいです。

販売店にも相談しやすく、長く使う前提では安心感があります。

私が古い20cc機から26cc機へ買い替えた理由は、こちらで詳しく書いています。

〖20cc→26cc〗リョービEK-20からBC260Tへ買い替えレビュー|パワー・重量・使いやすさを比較

また、実際に使っているBC260Tの1ヶ月レビューはこちらでまとめています。

〖BC260T 1ヶ月レビュー〗丸山製作所の草刈機は重い?26ccの実力と混合燃料の最適解

草刈機はパワーだけで選ぶものではありません。

スロットル方式、重さ、振動、安全装置まで含めて、自分が無理なく安全に使い続けられるかが大切です。

関連記事

草刈機は、購入して終わりではありません。

シーズン前の点検や、保管後にきちんと始動するかの確認も大切です。

実際にBC260Tを2年使ったあとのメンテナンスや始動確認については、こちらの記事でまとめています。

シーズン前メンテナンスと始動確認の記事
【BC260T 2年後レビュー】シーズン前メンテナンスと始動確認|保管後も問題なく使えた理由
【BC260T 2年後レビュー】シーズン前メンテナンスと始動確認|保管後も問題なく使えた理由

参考文献

この記事を書くにあたり、以下の資料を参考にしました。

まとめ

中古草刈機は、価格面では魅力があります。

ただし、ブランド名だけで選ぶのではなく、型式・銘板・部品供給・安全装置・スロットル方式まで確認した方が安心です。

昔の固定スロットルは楽に感じる一方で、回転が残りやすい危険もあります。

現行品に多い握るトリガー式スロットルは、手を離したときに回転を落としやすくする安全側の仕組みです。

昔の草刈機に慣れている人ほど戸惑うことはありますが、責める話ではありません。

安全装置の意味を知ったうえで、自分に合う草刈機を選ぶことが大切です。

以上、参考になれば嬉しいです。

それでは今日も一日、お元気で…

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家計管理や投資は、背伸びをしすぎず、続けやすい形を大切にしています。 マネーフォワード MEで家計を見える化しながら、従業員持株会も活用して、株式投資を少しずつ学んでいます。 バイク・クルマ・アイドルの推し活も好きで、このブログでは実体験をもとに、役立ったことをまとめています。 読んでくださる方が、自分に合う選び方や動き方を見つけやすくなるような情報を、無理のない形で発信していきます。
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