【完走記】鳥取県北栄町すいか・ながいも健康マラソン大会|10kmを1時間20分で走り抜いた「ゆるジョグ」の底力
「いつか、大会に出てみたい」 そんな密かな野望を抱いて始めたゆるい練習が、ついに大きな結実を迎えました。
2025年6月15日、私は鳥取県北栄町で開催されたすいか・ながいも健康マラソン大会の10km部門にエントリーし、無事に完走することができました!
タイムは1時間20分。 半年前には「2km走るのがやっと」だった私が、どうやって10kmを走りきることができたのか。当日の様子と、完走して見えた景色をレポートします。
1. 北栄町の温かい空気感と「完走」への決意
鳥取県北栄町は、マンガ『名探偵コナン』の作者・青山剛昌先生の出身地。街のあちこちにコナン君がいる、とても活気のある街です。

この大会の魅力は、なんといってもアットホームな雰囲気。 沿道からの「頑張れー!」という温かい声援、そしてゴール後に待っている特産品の「スイカ」と「長いも汁」。これを楽しみに、全国からランナーが集まります。
「練習通り、キロ8分を守れば完走できるはず」 自分にそう言い聞かせ、スタートラインに立ちました。
2. 実践:心拍管理がもたらした「1時間20分」の安定感
レース中、私が最も意識したのは順位ではなく「自分のリズム」です。
- ペース設定: 1kmを8分(キロ8分)の一定ペース。
- 心拍管理: 練習で続けてきた「心拍数130〜150」の範囲を逸脱しないこと。
5kmを過ぎたあたりで足が重くなる瞬間もありましたが、スマートウォッチで心拍を確認し、「まだ大丈夫、落ち着こう」と自分をコントロールできました。
結果、一度も歩くことなく、1時間20分をかろうじて切るタイムでフィニッシュ! ゴールゲートをくぐった瞬間、これまでにない達成感が全身を駆け抜けました。
3. ゴール後のご褒美:これぞ北栄町の醍醐味!
完走した後の体には、北栄町自慢の味が染み渡りました。
- 甘さ弾けるスイカ: 渇いた喉に、これ以上のご馳走はありません。
- とろとろの長いも汁: 疲れた胃腸に優しく、パワーが戻ってくる感覚です。

「これを食べるために走ってきたんだ!」と、周囲のランナーと笑顔を交わす時間は、一人で走っていた練習中には味わえなかった至福のひとときでした。
4. 「ゆるい練習」は、裏切らなかった
今回の完走で証明できたことが一つあります。 それは、「キロ12分のウォーキングから始めても、半年で10kmは完走できる」ということです。
無理な負荷をかけず、地道に心肺機能を高めてきたからこそ、レース後半でも息が上がらず、笑顔でゴールすることができました。
- 自分のペース(キロ8分)を守れば、10kmは怖くない。
- 大会の声援は、想像以上に足を前に進めてくれる。
- 健康診断の数値改善(血圧)に加え、「10km完走」という自信が手に入った。
まとめ:次は、あなたと一緒に走りたい
「自分にはマラソンなんて無理」 かつての私はそう思っていました。でも、ゆるく始めて、少しずつ距離を伸ばしていけば、誰だって10kmのゴールラインを踏むことができます。
1時間20分の挑戦は、私の人生において「健康」と「自信」という二つの大きな宝物をくれました。
さて、次はどの大会を目指そうか。 私の「ゆるジョグ」の旅は、まだまだ続きます!
以上、参考になれば嬉しいです。

