【CB1300SF】H4 LEDヘッドライトバルブをポン付け交換!夜道が変わる明るさ比較と手順
常々交換したかったヘッドライトバルブ。田舎の夜道でも闇を切り裂くような明るい光が欲しい、というニーズは多くのライダーが抱えています。
この記事は、CB1300SF(H4規格)のヘッドライトを、煩わしい配線なしでポン付けできるLEDバルブに交換した全手順を公開します。「ハロゲンバルブの暗さ」から一気に解放された交換後の効果と、交換時の注意点も合わせて解説します。
ぜひ、あなたのLEDバルブ選びと交換作業の参考にしてください。
✅ なぜ今LED化なのか?(明るさ・消費電力のメリット)
新車のバイクでもLED仕様が標準となる中、ハロゲンからLEDへの交換は、もはやカスタムではなく安全のための必須メンテナンスと言えます。
| 項目 | ハロゲンバルブ | LEDバルブ | メリット |
|---|---|---|---|
| 明るさ(体感) | 暗い、黄色っぽい | 明るい、白く鮮明 | 夜間の視認性が大幅向上 |
| 消費電力 | 大きい(約55W) | 小さい(約20W前後) | バッテリーへの負荷軽減 |
| 寿命 | 短い(約2年) | 長い(約10年〜) | メンテナンス頻度の減少 |
| 点灯速度 | 遅い(徐々に点灯) | 瞬時に100%点灯 | パッシング時の反応速度向上 |
特に消費電力の少なさは、電力を多く使うCB1300SFのバッテリー負荷軽減に大きく貢献します。
✅ CB1300SFにポン付け可能!使用したLEDバルブ紹介
バルブ交換で最もハードルとなるのが、リレーやドライバーなどの配線処理です。しかし、近年のLEDバルブは、これらの部品をバルブ本体に組み込んだ「一体型・ファンレス構造」となっており、H4規格であればプラスドライバー1本で交換可能です。
私が今回選定したのは、【LEDヘッドライト Sシリーズ バイク用 H4バルブ HID屋】のLEDバルブです。
- H4規格: CB1300SFに適合する形状。
- 一体型: ドライバーユニットやファンがコンパクトに本体に収まっている。
このバルブは、有名なバイク系YouTuberの方の動画でも紹介されており、同じH4バルブのホンダ車での実績があるため、「間違いない」と確信して選びました。
✅ 【画像解説】CB1300SF LEDバルブ交換手順(工具はドライバー1本)
交換作業の難易度は非常に低いです。以下の手順で交換を行いました。
【手順1】光軸基準の確保とヘッドライトケースの取り外し
交換後に光軸調整の手間を減らすため、必ず以下の作業を行いましょう。
- プラスドライバーでヘッドライトケースを固定している2本のネジを外します。
- ヘッドライトケースを外す際は、上側にある爪に注意が必要です。下側を引っ張り出してから、上に持ち上げるように外します。

【手順2】ハロゲンバルブの取り外しとLEDバルブの挿入
- ハロゲンバルブに接続されているコネクターを外します。コネクターの爪部分を両側から挟みながら、慎重に引っこ抜いてください。
- バルブを固定しているリテナー(留め具)を外します。リテナーは窪みにはまっているだけなので、簡単に外せます。
- ハロゲンバルブを取り外し、LEDバルブを取り付けます。

(オリジナルのハロゲンバルブとLEDバルブのサイズ比較)
- 【取り付け時の注意】 LEDバルブはH4規格に準拠しており、ハマる方向にしかハマりませんのでご安心ください。不安な方は、動画にもあったように作業前に手袋を装着し、安全に作業しましょう。
- リテナーを元に戻し、溝にはまっているかをしっかり確認します。
【手順3】仮組みと点灯チェック、光軸調整
- バラした時の逆の順序で組み付けていきます。防水用のラバーブーツを忘れずに取り付けます。
- コネクターを接続し、仮組みをします。
- スイッチをオンにして点灯チェックをします。HIDのような仮焼き作業は不要です。
- Hi/Loの切り替わりが基準線と同じ位置で出ているか確認します。光軸がずれていたら、調整ネジで調整して完了です。
スイッチをオンにした瞬間、ハロゲンとは比較にならない白さと明るさに感動しました!
✅ 交換後の効果!夜道での明るさ比較と安全性
LEDバルブに交換したことで、CB1300SFの夜間走行は劇的に変化しました。
- 照射能力の向上: 路面が明るく照らされ、特に田舎の暗い夜道での安心感が格段に増しました。
- 視認性の向上(安全性): 白く鮮明な光は、対向車や歩行者からの視認性が非常に高いです。事故をしない運転はもちろんですが、「他の交通機関から気づかれる存在感」を与えることも、安全確保の一つの手段です。
- デザイン性の向上: 最新のバイクと同じLEDの白い光は、愛車のスタイルをモダンに引き上げてくれます。
✅ まとめ:もうハロゲンバルブには戻れない!
今回のLEDバルブへの交換は、想像以上に手軽で、費用対効果の高いカスタムでした。
ポン付けできるLEDバルブの進化のおかげで、重い腰を上げるきっかけと確信を得ることができました。ハロゲンバルブの暗さに不満がありましたが、これで一気に解決です!
今後も安全を最優先に、快適なバイクライフを過ごしていきましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も一日お元気で…
