【伝説のレース】大雨の全国白バイ大会に初参戦!私の推し活と過酷な現場の記録
何とかのマニアは結構いますが、バイク乗りにとって最も熱くなれる「公務員女子アイドル」といえば、白バイ女子隊員の方々ではないでしょうか。
普段は声をかけることすら叶わない「推し」の勇姿を一目見ようと、前々から行こう行こうとしていた、第53回全国白バイ安全運転競技大会に初めて現場参戦してきました。
この記事は、伝説的な大雨の中で開催された過酷な傾斜走行競技の記録と、私の「推せるときに推せ!」という推し活の哲学を語る原点編です。
1. 始まりはYouTube!推しとの運命的な出会い
私の「推し活」の始まりは、2023年の大会前にYouTubeで見た一本の動画でした。
【わたしの推し活の原点となった動画はこちら】
初めて大会を観戦するにあたり、下調べとしてYouTube動画(Moto Basicさんの動画など)を見ていたのがきっかけです。その中のバランス走行競技で、一目で心を奪われる選手を見つけました。
かわいい女性隊員が、私の乗るCB1300SFと同じようなCB1300Pを上手に操って競技をする姿は衝撃的でした。華奢な女の子が、あれだけ上手に操れる…「オレって、才能ないのかなぁ〜…」と本当に凹んでしまうほどでした。
この動画で出会ったのが、東日本方面の警察を代表する「推し」の選手でした。この姿を見たことで、「推せるときに推せ」の鉄則に従い、何としてもこの勇姿を現場で見届けようと、大会参戦を決意しました。
2. 決戦の地へ:初体験の遠征と現場の過酷さ
大会参戦は、私にとって初めての長距離遠征となりました。半日仕事を終え、ローカル線と新幹線を乗り継ぎ、東京で前泊。
迎えた参戦当日は、天気予報がズバリと当たってしまい、朝から雨が止むことなく開催されました。前日までの好天が恨めしいほどです。
交通手段と現場の様子
東京駅からJR常磐線に乗り継ぎ、常磐線勝田駅へ。
勝田駅に降り立った直後、雨具(カッパ、長靴)に履き替え、フル装備でバス停へ。路線バスに乗り継ぐために、フリーパス(1日乗り放題390円)を購入し、現場の「中央研修所」へと向かいます。

現地では、すでに不整地走行競技が始まっていましたが、泥まみれで帰ってくる選手に話を聞くと、「泥んこレースで一度コケたら立ち上がれない…」とのことで、過酷な試合だったことが伺えました。
3. 伝説と化した傾斜走行競技:大雨と転倒の記録
目的の傾斜走行競技の時間になっても、雨は全く止む気配がありませんでした。
- 路面コンディション: 川のように雨水が流れる最悪のコンディション。
- 現場の状況: 先行した男性隊員の競技では、雨で転倒者が続出。完走できた選手の技量には脱帽するしかありませんでした。
推しの勇姿と現地での交流
そんな豪雨の中、私の「推し」の選手は完走を果たしました。あの時、奇跡とも言うべき状況で完走した姿を見て、その実力と精神力に深く感動し、応援の熱意はさらに高まっていきました。
【↓ 現場の臨場感を収めた私の撮影動画はこちら ↓】
中央研修所では、マイクロバスのナンバープレートを頼りに、地元の警察チームのテント(控え場所)を発見しました。初参戦でまだ様子が分からなかったため、他のテントには顔を出していません。思い切って「こんにちは。応援に来ました!」と声をかけたところ、特練監督さんたちに歓迎していただきました。大応援団とは違い、地方の少数精鋭の声援でも励みになるとのことでした。
4. オタクの鉄則!「推せるときに推せ!」の実践
女性の競技が始まり、私はチェックしていた推しメンの応援に集中しました。
アイドルオタクでもある私が知る、アイドルの寿命と推し活の鉄則はただ一つ。
「推せるときに推せ!」
次、現場にいたとき、推しは代表に選ばれていないかもしれないし、今回をもって卒業されるかもしれません。だから、この目に焼き付けることが何より大切なのです。
過酷なコンディションでしたが、推しは完走してくれたので一安心です。しかし、直接お会いして写真(チェキ)を撮るという願いは叶いませんでした。
遠くから見ていても、カッケーーー!!という感動だけは胸に残りました。
後日の発表では、傾斜走行のトップタイムは女性選手でした。あれだけ滑る中、タイムを削る操縦には、もう逃げる気もなくなるほどの感動を覚えました。
5. まとめ:推しへの熱意と過酷な現場への敬意
初参戦した全国白バイ安全運転競技大会は、雨の降りしきる中の参戦となりました。カッパ、長靴のフル装備で挑みましたが、パンツまでずぶ濡れになるほどの過酷な一日でした。
- 感謝: 1年から半年と、練習の成果を競い合う代表選手や、過酷な状況で運営・清掃してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
- 感動: 私には真似できない走行で、特に女性選手の活躍は光っていました。
この過酷な現場を経験したからこそ、推しへの熱意はさらに高まりました。来年もまた来れるかなぁとつぶやきながら、元来た道を辿った一日でした。
【続編】この熱意が報われた!推し選手との最初で最後の感動交流
以上、参考になれば嬉しです。
それでは今日も一日、お元気で…

