グッドライダーミーティングは、バイク初心者の練習に最適解。
私自身も参加した事のあるグッドライダーミーティングについて紹介します。
特に、リターンライダーさんや、この年代からバイクの免許を取った方は必見ですので、最後まで読んでいただけたらと思います。
主催は都道府県交通安全協会と、日本二輪車普及安全協会
通称:安協(あんきょう)、二普協(にふきょう)が主催で行なっています。
共催だったり、主催となったりするのが、各都道府県警です。白バイ隊員さんが直に教えていただける、またとない機会です。
一般の方で、二輪車安全運転指導員という方々が、指導をしていきます。
運転技術は白バイ隊員さんがズバ抜けていますが、指導員さんたちも、負けないぐらいの技術をお持ちです。
服装や装備
服装には長袖、長ズボン、足の踝の隠れる靴が基本です。教習所と同じですね。
プロテクターは同様に必須です。借りることの出来る地域もありますが、自身に合わないサイズもありますので、今後の身を守るためにも、自身で用意したほうが良いでしょう。
おすすめは、プロテクター内蔵のジャケット、パンツ。
ゴワついたりしますが、年々改良されていますので自身の気になるものを購入して下さい。
講習内容
朝9時までに集合して、開講式のミーティングを行います。
ゼッケンをもらって、準備運動後に自分のバイクの点検を行います。教習所で取得された方は知っている、謎の呪文を唱えながら行います。
『ネン、オ、シャ、チエ、ブ、ク、トウ、バ、シメ』
日常点検バージョンとして
『ブ、タ、ト、燃料』
その後に、レベルに合わせてグループ分けされます。
初心者、女性、中級、上級、リターンなど…
休憩を挟みながら、各セクションの課題走行を行なっていきます。
遅乗りセクション
みんな大嫌い!ストレートブリッジ(一本橋)は、大抵誰かが転倒しますね(涙)いかに遅乗りが出来ないかがバレてしまいます。
全制動セクション
いわゆる、急制動です。教習所では30キロぐらいのスピードからの制動でしたが、上級者になるにつれて、50キロ台まで引き上げられます。更に、目標制動を仕掛けられると、更に難しくなります。
人を発見して、接触しないように急制動にて、人の手前で止まる。
…このようなイメージでしょうか(笑)
スラロームセクション
みんな大好き!スラロームセクションは、ほとんどの参加者が大好きです。
時には張り切り過ぎて転倒してしまいますが、思いっきり飛ばしても、60キロぐらいです。
この時は、白バイ隊員さんが先導されたり、後ろから追い上げたりと、自分のクセを見つけてもらえる絶好の機会です。
各セクションが終わると、昼食、総合スラロームなど自由課題をこなして、閉講式です。これで、1日が終わります。
まとめ:グッドライダーミーティングの内容が充実
初心者向け練習会について紹介しました。
運転技術は、我流では伸びて行きません。誰かが見て、それを指導して初めて気付くポイントがあり、そこを修正するのです。
直列パイロンを、高速で抜ける事ができる運転技術は、練習をしなければなし得ない事に、気付きました。しかも、ハンドルは、フルロック状態に近い切れ角で曲がって行きます。
白バイ隊員さんのフロントタイヤを見ると、端から端までが全て使われています!
レーサーの如くに寝かし込んでの走りはしないのに、しっかりと使われていました(笑)
因みに、私が同じ様に練習会でスラロームを走り終えても、こんな結果でした(汗)
恥ずかしながら(!?)この程度です。
スラロームを抜ける切るタイムも、かなり遅い…(笑)
アドバイスは、特練(白バイ大会に向けた特別訓練)のコーチでした。
女性白バイ隊員さん:寝かし込んでいる時に、ハンドルいじっちゃダメ!
……。
見ていただけなのに、全てお見通しなのです。
この様な指導をしていただけた上に、丸一日遊ばせてもらって、5,000円しない参加料なのです。
地域によっては無料のところもある様ですが、越県の規制が参加要項にあります。地元で腕を磨いては如何でしょうか?
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も1日、お元気で…