こんにちは。
kenta1118です。
年明けが開け、数日が経ちました。火災や、交通事故、コロナ拡大といった、暗いニュースばかりを目にすることが多い気がします。
先日、救急車のサイレンがけたたましく鳴り響いていました。よく見ると、『ドクターカー』ではありませんか!!
救急車での搬送ではなく、ドクターカーが出動するということは、かなり大きな事故だと想像できます。その事故を推測するに、真相について考えてみたいと思います。
概要
見通しの良い十字路の交差点で、事故は起きました。道路は両方向片側一車線づつの信号のない交差点です。南北は、一時停止標識があり、東西は地方幹線道路でした。制限速度は、どちらも50キロです。
北に向けた車に対し、東より走ってきた車が、側方に勢いよく衝突したのです。その反動で、両者が大破し、側方にぶつけられた車の運転手は、閉じ込められたようです。
考察
事故がよく起こる、ポイントでした。
しかし、見通しが良く、左右を確認すると遠くまで見渡すことが出来ました。
なぜ、こんな見通しの良い交差点で事故が起きたのでしょう?いつも、事故が起きるたびに考えるのですが、父の何気ない一言で、真相が見えてきました。
…お分かりでしょうか?
どこに原因があるのか!?
原因が潜む行動
幼稚園、小学生の時に、近くの交番のお巡りさんが来て、横断歩道の渡り方を教えてくれました。
そうです!最初に見るのは、右なんです。もう一度見るのは、右なんです。
なぜ、右からなんでしょうか?
それは、車というのは、左側通行だからです。
横断歩道より左右方向に、同じ距離の位置にいる車が、同じスピードで走ってきた時、丁度、横断歩道上で擦れ違うとします。横断歩道を渡りはじめる時、どちらの車に最初にぶつかるかがわかれば、自ずと導き出せます。
渡りはじめて、最初にぶつかりのは、必ず、右に見る車です。
なので、最初に見るのは右であり、最後に見るのも、右となるのです。
よって、車も同様に、交差点を渡るときは、右を見るが基本なのです。
ミソは、渡り始めるとき
渡り始めは、初速が『ゼロ』であるので、そこから加速していきます。渡りきるのに、3秒かかるとすれば、時速50キロの車は、どんな状態でしょうか?おそらく、急停車?もしくは、衝突している可能性があります。
では、時速50キロは、1秒間に何メートル進むでしょうか?
時速50,000メートルです。分速約833メートルです。秒速約14メートルです。
1秒間に、14メートル進むので、渡り切るのに3秒かかるとすれば、42メートル以上の距離がなければ、渡り切ることは出来ません。
これを渡りはじめる前に、目測判断しなければならないのです。
1秒見ただけでは、不可能
音速以上の速度で飛んでくる大陸間弾道ミサイルに対し、高性能レーダーで測定することが出来ても、数十秒以上かかるそうです。(なお、軍事機密のため、公表されない。)
高性能なレーダーでさえ音速以上の標的に対し、数十秒かかるのに、人間の能力で時速50キロで走ってくる車の速度や距離を、1秒見ただけで正確に捉えることは、不可能です。
もし、できる人がいれば、人間の能力を超えた『高性能レーダーを備えたロボット』であると言えます。
まとめ:事故が起きた原因は、基本を忘れた事
考えられること全てで分かると思います。
- 幼稚園でも教わった、横断歩道の渡り方を忘れてしまい、『右、左、右』の確認が出来ていなかった事。
- 高性能レーダーを備えていると認識しての、目測の誤り。
原因は、ここにあると思います。
読者の方も、中には遭遇したことが有ると思いますが、店舗の駐車場から急に飛び出してきた車に、ヒヤッとしたことありませんか?バイクなら、「そのまま転倒!」か、「衝突!」のどれかになってしまいます。
事故に遭わないためにも、基本を忘れず、幼稚園児に笑われないためにも、以下の事はマスターしておかなければなりません。
右見て、左見て、もう一度右見て渡る!
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは今日も一日、お元気で…
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